No.19 繁忙期が終わり、夏のワンピースが完成。
さて、去年の秋にDiorのカタログを
郵便受けに見つけ、
あるお洋服に一目ぼれして以来の
夏の手作りワンピース・プロジェクトが
最終段階へ。
こちらがDiorの原型。
以前書いたこの記事の前半「手作りの夏のワンピース」はこちら。
ダブルフェイスの
ジャージー生地を選んだので、
スケッチを
ちょっとリラックスした雰囲気に
書き変えて、っと。
これは仮縫いの様子。
たかがそでぐり、されどそでぐり、
全体のシルエットに
多大なる影響を与えるのですね。
むずかしい~。
慎重に最終ラインを決めていきます。
裾と袖ぐりは
切りっぱなしにしてもらうことに。
クラッシックなデザインだけれど、
あんまりきちんとしていない
日常着のワンピースっぽく仕上げたく。。。
ウエストのラインもぐんと下げてもらって。
ボタンの位置はこれでいいのか、
どんな大きさのボタンが最適かも
テープでボタンをつけて
考えます。
仮縫いの状態から
大体の見当がついたので、
マンハッタンは38丁目の布問屋街にある
ボタン屋さん、Loulou Buttonsへ。
右を見ても、左を見ても、
ボタン、ボタン、ボタン!
自分の持っている洋服の、
ボタンを付け変えてみたら
新しいおしゃれが広がるのかも。。。
と楽しい気持ちに。
3種類のボタンを買い、
結局真ん中のボタンをつけることに。。。
1つ150円ぐらいのものもあれば600円ぐらいのものも。
店主のアラビア系のおじさんに、
ここでボタンを売っていて儲かるの!?!?
と、お馬鹿な質問をしてみたら、
ボタンが好きなんだよ~、
と交わされました。
そして買ってきたボタンをつけて
出来上がった青緑色のドレスは、
思いもかけず、
冬の間にブラウニーの食べすぎで
キツくなった私のおなかを
すっきりと見せてくれるものになりました!
ビクトリア様デザインの
お洋服にもちょっと似てますわ。ォホホ。
秋から始めて半年のプロジェクトが終了。
ひと昔前のおしゃれさんたちは、
一着を作っていくこのプロセスをも
うんと楽しんだのでしょうね。
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