No. 17 洋服を長持ちさせる秘訣
次の秋の自分へ
贈り物をするような気持ちで
静かに冬のセーターの
お手入れをする。
そんな作業を黙々とする時間は
戦場のようだった繁忙期の
忙しい心を静めるのに
最適な時間。
ラベンダーの香りのする洗剤で
やさしく手洗いしたセーターを
ラックで1~2日乾かして、
目立つ毛玉をとったあと、
スチームをかけて
ブラシをかけてあげる。
一枚、いちまい。
その衣替えの時に
毎回大活躍なのが
平野の洋服ブラシ。
馬の尾毛を使って、
手作業で丁寧に作られたブラシ。
何年か前に、久しぶりに冬に帰国した際に
銀座松屋の生活用品の階で
人だかりができていた平野ブラシの特設ブース。
その時していた自分のマフラーを
この平野ブラシでひとなでしてみたら、
毛並みが一瞬でふわっと生まれ変わったのを見て
目からうろこ。
迷わず購入。
それ以来の、わたしの大のお友達。
教えていただいたことの受け売りですが。。。
洋服にブラシをかける理由は、
セーターの毛並みを整えるためだけではなく、
洋服に付いたほこりやちりを、
きれいに落として
虫食いなどの原因を取り除いてあげるためもあるとか。
だから、その日に着たセーターやスーツには、
毎日さっとブラシををかけてあげるのが
虫食やにおいの防止、洋服を長持ちさせるための秘訣だそうです。
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