No.49 コスモスの花と母の笑い声

70歳をそろそろ迎える我が母の
おなかを抱えて笑い転げながら話すその声を、
30分間聞いて始まった
サマー・タイム終了の
25時間ある日曜日の朝。。。

何がそんなにおかしいかって。。。

40年間続けている自分の仕事の話!

同じ話は何十回と聞いて、
ストーリーはわかっているのだけれど、

母の笑い声が、なんだか可笑しくて、
愛らしくって、

初めて聞いたかのように聞いてしまった。笑

母がそれまで勤めたサービス業の会社から独立し、
『コスモス』という事業を創めたのは30年前。
私がアメリカ留学中、母が40歳の頃。

母の大好きな花、コスモスと
”宇宙”を掛けてつけた名前だとか。。。

宇宙へも飛び立つ勢いで。。。

なんて願いが込められたのかしら。。。

母の毎日は漫画チックな”危機的状況”の連続のように見えるけど、
そんな中でも楽しいことを見つけ、
それを誇張し、笑
記憶におさめるのが大得意なんですね。

話し終わると、
『いい思い出をたくさん作りなさいね。。。おやすみ!』
といってサクッと切られてしまったその電話。笑

さて、
午後のお茶のお稽古でのお菓子は
秋の桜、コスモスがモチーフで。。。

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地球の裏側にいる
頑張り屋の『コスモス』の社長さん、な母を想った
紅葉が目に眩しい日曜日でした。

あなたの笑っちゃう思い出は、どんなお話ですか?

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