No.90 引き算のおしゃれはクローゼットから


(バレリーナを思わせるリボンが気に入っていたルブタンのサンダルは時々修理をしながら履いている。)

おしゃれは、足していくより
引いてこそステキに出来上がる。。。
みたいなこと、よく聞きますよね。

ここ最近、何度か続けて
「歳と共に引き算をするのが美しい」
という言葉を聞いたり読んだりしたので

これは警告かしら。。。と

わが身を俯瞰してみた数日。

だいぶ昔の事。。。
鎌倉に紫陽花を見に行く待ち合わせで
友達がわたしを見た瞬間に
「おのぼりさ~ん」と言ってくれたことを
またドキッとしながら思い出して。。。(汗)

常に変化している自分と
常に変化している流行、
大量の情報とモノが溢れる
この世界の中で、

一人爽やかに森の静寂の中にいるような
そんな心もちでス~ッと
自然に清い選択をしながら
引き算のおしゃれをしていきたいもの。

そのための原点は、

やっぱりクローゼットでしょ。

そこで今週初めの38度近くになった蒸し熱い日に、
盛夏用の衣替えを。

引き算、引き算と思いながら、
等身大の鏡の前で
コーディネートを考えながら
着る気にならないものは外へ出す作業。

結局、白や生成り色の綿・麻素材が多く残り。。。

夏は仕事の外出の用事も少なく
子供の音楽会やイベントもなく
カジュアルな生活スタイルになる予定なので

思いっきりユルユルで、涼し気で
肌触りの良い素材のものだけを残して。

その期間特有の、
生活スタイルやイベントを

先ずは並べ上げてから衣替えをすれば、

今自分にとって余分なモノはスッと見えてきて

過剰さのないシンプルで
TPOに適したワードローブのそろったクローゼットが出来上がる、とそんな気がしています。。。

混沌としたクローゼットと宝石箱から
出がけに慌てて洋服を決めた時ほど
やり過ぎ気味になってしまう
というのはこれまでの経験から。

今回の衣替えでクローゼットから引き算したのは

リボン!!!

わたしは骨格診断ナチュラルで、
一般的にリボンや、レース、フリル、シルクシフォンなどは
似合わない骨格タイプ(涙)

教えを請いて診断を受けたのに、
そう教えられても
今の今まで認められず。

でもあの時友達に「おのぼりさ~ん」
と言わせたのは、
「輝美とリボンの間にある違和感」
だったのではないかと。。。

あのコメントも、骨格診断をしてくださった
スタイリストさんの診断も
やっと今ストンと落ちて。

リボンが付いた帽子はこれ。

リボンなしの帽子は、
上のクローゼットの写真の中に。

リボンなしのルブタンのサンダルはこちら。

こんな少しの変化でも
なんだか腫物が落ちたような
スッキリ感と
自分との調和・一体感。

引き算いいぞ!(笑)

さて、
あなたのクローゼットから何を引いたら
シンプルで、ご自身との調和が心地よいワードローブが出来上がるかと、
考えたことはありますか?

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