No.23 かなった夢、かなわなかった夢のこと。。。

結婚して間もない20代の終わりの頃の
古いレシピのノートのページから、
こんな雑誌の切抜きを
見つけたので、

かなった夢、
かなわなかった夢のことを、
書いてみようとおもいました。

隣のページには
小麦粉に、塩と水と
イーストを混ぜて練って、
ふくらませて焼くだけの
フランスパンのレシピが。

この雑誌のページの風景をみながら、

いつかこんな緑に囲まれた
ゆとりのある暮らしがしたいな～
とか思いながら、

パン生地ををこね、
フランスパンを焼いていたのでしょうね。

このモデルさん、
ふつうっぽいけど、
すごく幸せそうだな～
とか思いながら。

当時、夫はシカゴで学生。

住んでいた
北向きの、日当たりのよくない
高層アパートメントの窓から
ビルの合間に見えたミシガン湖のかけら。

夫が卒業できる学費が
やっと工面できるであろう
経済状況のもと。。。

わたしはあえてここでの1年半を
働かないでじーっとして
過ごしました。
前にも後にも働かなかったのは
その時だけ。

その後。。。

会計事務所の仕事に戻り、
仕事をしながら子供を産み、
子供を育てながら個人事務所を立ち上げ、
こんなことを夢見たことすら忘れて
忙しい毎日に追われてきました。

でも、我に返ると
あれから20年経った輝美がこれ。
雑誌のまね！

誤解のない様に書いておきますが
この瞬間はほんの一瞬ということで。。。笑

夢は、

一度きっちりと
目に見えるように描いてみて、

天に投げてほおっておく。

家を建てるには、
青写真を描かずには始まらないように。

新しい発明でも
発見でもありませんが、

私が体験した、
夢のかなえ方のひとつです。

天に投げたておいた夢が、
全部かなってきたわけでは
ないのでしょうが、

かなわない夢のことは、
忘れてしまうものなのですね。笑