No.60 もったいない、おもう心が、もったいない (五・七・五です。)笑

今年初雪のマンハッタン。
息子が土曜日に通う125丁目にある
音楽大学の窓からの風景。

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さて、

あなたはお寿司の1人前がズラッと
目の前に出てきた時に
好きなものから食べますか?

それとも、

好きでないものから食べますか?

15歳になる息子はこう言います、

「好きなものは
最後にとっておかなきゃ、マミー」と。

「好きなものから食べるでしょう~」とわたし。

「どうして?」と息子。

「地震が来たらどうするの、
大好きなもの
食べそこねちゃうわよ~」と私の答え。

「お腹がいっぱいになってきたら
美味しくなくなる」というのも
現実的な理由。

私が育てた子供でも
へ~っ、こんな風にちがう価値観なんだ~と
面白がって。。。

どっちが正しいというわけでもないのだけれど。。。
12-22-16
(Nov 2013 パリのエッフェル塔の下『Parents』)

前置きが長くなりましたが、
今日のお題、

もったいない
おもう心が
もったいない
(五・七・五です。)笑

わたしがもったいないな〜と思うのは、

子供が小さい時、
何でも吸収する多感な年頃に、
毎日何度も使うコップとお茶碗に
壊れたらもったいない、あぶないからと
プラスチックで済ませてしまうその心。

木のお椀なら、
そんなに高くはないし、
ぐんと温かみもあって安全。
育つ子供の感性がもったいない。

自分の家の大半を
使わないものたちに
占領させておいて、
捨てたらもったいないと、
捨てられないその心。

例えば、5000万円のマンションの
五分の一がいらないもので埋まっていたら、
その維持費は1000万円!
もったいない!笑

子供や家族の
体や心となってくれる食べ物を
安くて簡単だからと
コンビニ食やインスタント食品で
済ませてしまうその心。

病気になってしまったら。。。
自身の健康がもったいない!

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こどもはほっておいても育つから、
自分はもう歳だからと、
自己投資や教育費を
もったいないと思うその心。

自分への教育、子供の学びの中には
喜びと達成感がいっぱい。

どんなことが起こっても
人が学んだことをほかの人は奪えない。

もったいないとおもう心は、
日本人の心と文化に深く根付き、
とても大切で美しい心。

でも、取り扱い方によっては
もったいないことに。。。

輝美は、お花を買うのは
もったいなくないけど、
レジャーや外食、
家電にお金を使うのが
もったいない派。

でも、韓国のお母さんは
『歳をとると
いい思い出は宝物。
できる時に家族で旅をしなさい。』
旅をもったいないとおもう心は
もったいないと…

ありがたいお言葉。

「お金は使いながら貯めなさい。」
と日本の母。。。

お金をどこに、
いつ使うかということに
正解はありませんが

自分の生活スタイルと
目標に合わせて見極め、

自分の中にある
もったいないという心と
上手につきあうことは

人生をより豊かに生きるためには
大切なこと

さて、あなたがもったいないと思うのは、どんなことですか?

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(近所のお花屋さんのリース。松ぼっくりの大きさは20センチぐらい!)

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(大好きなベーカリーもクリスマス準備で大にぎわい)

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