No.35 器を継ぐ~金継ぎ
好きな器ばかり毎日よく使うので、
お皿は好きなものから
欠いたり
割ったりしてしまうのが
輝美の常。涙
あれも、これも次の帰国の際に
金継ぎに持っていこうと思っていたら、
金継ぎの先生に通う友達が
継いでくれるというのでお願いした。
このお友達、粋な江戸っ子で、
わたしの”粋”のお師匠さん。
そして、今年の夏に間に合うように
修復を終わらせてくれた織部の取り皿がこれ。
金継ぎは、
茶の湯が盛んになった室町時代に
茶道の世界に始まったそう。
漆で修復し
金をのせる。
割れて修復した傷跡を
「景色」に見立てる美の世界。
確かに、
金継ぎした後のお皿は、
断然、前よりかっこよく、
盛ったものが映える。
これが、修復前。
左下8時ぐらいが欠けている。
そして、修復途中に送ってくれた
漆をのせた状態の写真。
次のプロジェクトとして
先日、粋のお師匠さんに
送らせてもらったのが、
こちらのお皿。。。
まったく、
どうしてこんなに美しく割れるのか。笑
最初の”欠け”の金継ぎに対して、
こちらは”割れ”の金継ぎで
上級者コースとのこと。
さあどんな景色が出来上がるか楽しみです。
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