No.93 「日本のおしゃれ、もっと自由でもいいのにな~。」それからセロリのアレンジメント
帰郷して街を歩きながら
日本女性のおしゃれを観察していると、
ステキだな、っと
ハッと振り向く女性の数も増えてきた半面
「もっと自由でもいいのにな~。」と思うことがある。
主に限られた関東圏での感想ですが。。。
これは、大手ファッション会社と業界のせい!ですよ。笑
こんなに同じような洋服ばかり
作らなくてもいいじゃない~。
人種のるつぼなニューヨークの街でも
もちろん流行はありますが、一方で
おしゃれの多様性は当たり前で、受け入れられます。
最先端のモードなおしゃれをしている女性もいれば、
きっちりと仕立て上げられたクラッシックなスタイルを全身にまとう年輩の女性、
筋金入りのカントリー調に、スポーツ系、アーティスト系、
アメリカのどこにでもいそうなカジュアル派、
60年代、70年代のおしゃれそのままの方、
パンクっちゃってる若者もアラフィフも、
中東やインドの民族衣装も日常茶飯にアリです。
老若男女、腕を出しても、足を出してもご自由に。笑
白い肌も良いけれど、
上流階級のマダムたちは小麦色の肌をわざわざ作るし
黒い肌も、ピンクの肌も、黄色の肌でも
どんな肌の色も美しければ美しい。
だから、自分がどんなおしゃれをしていても、
T.P.O.(Time,Place, Occasion)に合ったおしゃれ、ということさえ押さえておけば
「浮いてない?」的なことを思う必要はありません。
もちろん日本には、
「和」を重んじる文化や
人種の単一性などの様々な
美しい背景があるのだけど。。。
グローバル化が日々加速しつつある昨今、
日本の女性も共にグローバル化し
ファッションビジネスに先導されるのではなく
女性がファッションビジネスのあり方さえも変えてしまうように、
もうすこし自由に、素の自分を表現できるようになれば素敵だな~。
そしたらきっと、
買って捨て、買って捨てるおしゃれではなく、
自分本位の、
オンリーワンであるひとりの人間を表現する手段としてのおしゃれ、を
自由に楽しめるようになるのではないかしら。
もちろんすでにそのように感じながら
おしゃれを楽しんでいらっしゃる日本女性も
たくさんいることは承知で、
街を歩きながらふっと思ったことを
今日はつらつらと書かせていただきました。。。
おしゃれって、確かに
毎日自分が作り、人の目にさらす作品であり、
コミュニケーションのツールでもあるのですから。。。
(自分がそれを自覚するかしないかは別としてね。)
さて、今日のお花のアレンジメントは
昨日お茶の先生のお庭にある畑から
よっこらしょ、っと抜いてきたセロリを
家にあったゆりと合わせて!
“自由とエネルギー”を表現してみました。笑
お部屋にセロリの香りが一杯広がり
ただ真直ぐに上だけ向いて
精力的に伸びているセロリのお陰で
背筋が伸びてやる気が満ちて!
今夜はエビとイカと一緒に炒めて
頂いてみよう~。笑
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