No.12 Something Red on Valentine’s Day in NYC ~ バレンタインデーに赤いものを探して
マンハッタンに行く車の中で
ラジオを聴いていたら、
今日はここ100年間の
バレンタインの日のなかで、
一番寒い日!だそう。
青く澄みきったニューヨークの空に、
クリスプな摂氏マイナス20度の空気。
日曜日のマンハッタンは
路上駐車が無料の日。
朝9時ごろに到着すれば、
アッパーイーストのマディソン街の
路片はすきすき、どこでもどうぞです。
80丁目あたりに車を止めて、
9時半開館の
メトロポリタン美術館にて散歩をし、
ランチには79丁目とマディソン街にある
カジュアルイタリアンのSerafinaで
ズッキーニパスタを食べるのが
大好きな日曜の朝の過ごし方。
今日はSerafinaには
行かなかったけれど。。。
有名な特別展示が来ていない
普通の日曜日の開館直後の朝は、
ゴッホも、ルノアールも、レンブラントも
フェルメールの画も、独り占めで
そっと鑑賞できる静かで贅沢な時間。
さてさて、
バレンタインデーの
今日の私のおめあては赤いもの。
アメリカでは、
バレンタインデーはチョコと
バラの花やカードを
老若男女がお互いに贈りあう愛の日。
ホワイトデーなるものはありません。
そうそう、赤いものと言えば
先日この真っ赤なお鍋で焚いた
ご飯を食べながら息子が
”おなべで焚いたご飯は
どうして炊飯器で炊くよりおいしいの?”
と質問を。
きっと真っ赤なお鍋さんの
大らかな愛のパワーの
お陰でしょうね。笑
メトロポリタン美術館の近くにある
マディソン街と80丁目のE.A.Tという
カフェとパン屋さんもハートでいっぱい。
E.A.T.のラズベリーパイ、
So Lovely!
E.A.T.の並びにあるパジャマ屋さんの
ショーウインドウには、
真紅のベルベットとシルクのスリッパー。
こんなかわいらしいプレゼントを
バレンタインの日に
女性に贈ってくれる紳士が
このアッパーイーストには
住んでいるということでしょうね。
通りかかった豪邸の赤いドアも、
何だか今日は特別に見えます。
メトロポリタン美術館にて、
いつもは通り過ぎる中国の赤いつぼ。
フォルムも色も、こんなに美しいことに
気づかなかった。ごめんなさい。
赤くないけど、あなたは今日の主役でしょ。
キューピッドさん。
世界中のハートとハートを
結んでくださいまし。
赤い普段着を着た少女が
赤いりんごをむいている画。
これもまたSweet。
ジョルジオ・アルマーニの
ディスプレイもバレンタインデー仕様。
今日はサーモンピンクの
ニットワンピを着てみた輝美。
ブランチはLexと64丁目にある
フレンチレストランのJojo NYCにて。
次回は、今作ってもらっている最中の
夏のワンピースについて書きますよん。
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