No.159 冷汁の作り方~父の思い出

身長155センチのわたし。

体重は46キロぐらいがベストに感じるのだが
この夏は日本で新記録、50キロをつけた。
夏は毎年食が細くなり、体重も落ちるはずなのに何てこと。。。
マイアミに旅行に行く予定で水着を買ったのを
イモウトにラインビデオで見せてみた。
「ハニー(夫のこと)がいいのを買ったね、良く似合うよ、って言ってくれてる、どう?」と
自信満々に言ったわたしに返ってきた彼女の言葉は。。。

「アメリカは、トドのようでも堂々と水着が着られていいね~、
ああ、お姉ちゃんのことじゃないよ!」って、

わたしのことしかないでしょう!

更年期のせいにしてあきらめればそれまでなのでしょうが。。。
アメリカの家に帰ってきてからは毎朝ヨガに通い、
ビオスチームというよもぎ蒸しのようなものにも通い、
デトックスをする努力をしております。
お陰でお腹の空っぽな朝の時間帯には
48キロまで戻ってて。。。(ホントよ~!!)

食欲もいつもの8月の食欲に戻り、
冷汁がここ何日かの輝美の朝ごはん。

子供の頃、夏休みの朝に
父が大きな茶色のすり鉢の中で、
ごまををすって作ってくれた冷汁。
うちでは「ちそ汁」と呼んだ。
「ちそ」とは静岡弁でシソのことなのだろう。

サラサラと食べられ、
食欲のない朝にも美味しく頂ける。

作り方は簡単、ほとんど材料を千切りにしてのせるだけ。

すり鉢の中のすりごまに
冷蔵庫で冷やしておいたお出汁を、すりこ木で擦りながら混ぜていき、
最後にお味噌を入れれば、
お汁の出来上がり。

サッとざるで洗った冷ご飯にこのお汁をかけ、

きゅうりの千切り、
シソの千切り、
ミョウガの千切り(父のちそ汁には入っていなかった)
ネギの千切り、
オクラの小口切り(これも父のちそ汁には入っていなかった)をのせ、

お好みで梅干しものせる。

夕ご飯に食べたい時は、
氷水にとった豚しゃぶをのせても。

以上。サラサラっと召し上がれ~。

今日は京都の胡麻屋さん、「ふかほり」のすりごまがあったので
ごますりは省いて。。。

ご飯をそうめんに変えても良し、
麦飯や、キノアに変えたらダイエット食になるかしら。

うちの父は若い頃、自由奔放で
父に困らせられた思い出の方が
楽しい思い出よりも多いと思っていたのだが
歳をとるというのはありがたいこと。
好々爺になってきた父を前に
イヤな思い出は風化して、
楽しかったことや、
嬉しかったことばかりが
色濃く思い出され。。。

夏に毎年玄関先に育ててくれた
朝顔のことや、

この”ちそ汁”もそのひとつです。

人間とは、なんと都合がよくできていることでしょうね。笑

さてさて、

あなたが暑い時に無性に食べたくなる食べ物って、どんなのですか?(チコちゃん風に聞いてます。笑)

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