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TS, Page 21

No.14 手作りの夏のワンピース

昔から母に、 輝美の着たものには ぺんぺん草も生えないわ、 と言われる。 こういう言い回しが この世の中にあるのか、 母が作った言葉なのか。 とにかく、 好きな洋服は、 着尽す。 やぶれたら繕い、 季節ごとにお手入れし、 時にはおなおしに出して デザインを少し変えてみたり、 染め直したりしながら もう無理だ、ということになるまで 着るものが多い。 さよならしなくちゃいけなくなった時には、 その面影をもとめてショッピングモールを さまよい歩いてしまうこともあるぐらい。笑 つまり母が言いたいのは、 どんなところにでも生息するはずの …

No.13 自分に似合った柄、バッグや、アクセサリーの〈大きさ選び〉のヒント

こちらはマンハッタン5番街から DORCE & GABBANAの 今日のディスプレイ。 柄オン柄! さすがドルガバ、 見るに楽しく、きれいで、 ワクワクする気分に。 さて、本題に入ります。 自分に合った大きさの柄を 選ぶときのヒント。 自分に似合った大きさの バッグやアクセサリーを選ぶときの ヒントにもなります。 下の写真の2つの黒丸、 実は同じ大きさなんです。 ホントです。 定規で測ってみました。

No.12 Something Red on Valentine’s Day in NYC ~ バレンタインデーに赤いものを探して

マンハッタンに行く車の中で ラジオを聴いていたら、 今日はここ100年間の バレンタインの日のなかで、 一番寒い日!だそう。 青く澄みきったニューヨークの空に、 クリスプな摂氏マイナス20度の空気。 日曜日のマンハッタンは 路上駐車が無料の日。 朝9時ごろに到着すれば、 アッパーイーストのマディソン街の 路片はすきすき、どこでもどうぞです。

No.11 お味噌の作り方

息子が3歳ぐらいの頃、 通っていたシュタイナー保育園の ママ友達が お味噌の作り方を 教えてくれて以来、 節分の時期にお味噌を作るのが恒例。 今年も耳たぶほどにやわらかく煮た、 ホカホカの大豆を 大きなビニール袋に入れて、 暖炉の前でつぶしていると、 「ぼくもやりたい」と手伝ってくれる 見上げるほど大きくなった息子。 心も、体も温まってほっこりとする 冬の夜の味噌作り。 わたし、お味噌作りには自信がありますよ。笑 さてさて、5キロのお味噌を作るのに用意する材料は、

No.10 輝美のおしゃべり

女姉妹のうちで育った女子は、 おしゃべりさんが多し。 止め処もなく あーでもない、 こーでもないと 続けられます。 私には6歳年下の妹がいます。 そしてその妹と、 おしゃれやお料理や 子育ての話をします。 止め処もなく。 私には20歳年上の B型の母がいます。 そしてその母と、 おしゃれと人生とお商売について ぺらぺらとよく話をします。

No.9 NY発、The It Bag of 2015~これぞ2015年バッグ!

まず始めに、 輝美の”これぞ2015年バッグ”は、 バナリパのカーキ色のシンプルバッグ。 お値段はぴったり50ドル(約6,000円)。 軽くて、本もマフラーも入るサイズ。 斜め掛けにできる紐が中に入っていて、 真剣にショッピングモードに入る時は 肩から斜めにかけて両手がフリー、 戦闘状態になれて、とっても便利。 持っていると色々なところでコメントされるので なお楽しいバッグです。 そして、 去年のクリスマスイブのアメリカの経済新聞、 Wall Street Journalにて、 これぞ2015年のバッグ、The It Bag of 2015に 選ばれたバッグは、 …

No.7 顔まわりのおしゃれの3つの効用~ V&A美術館にて

目利きの友達お薦めの、 ロンドンにある ビクトリア&アルバート美術館は 宝石から、ガラス工芸、 彫刻、家具、日本美術やら, もちろん絵画、などなどあって、 くまなく鑑賞したかったら1日や2日では 事足りないスケール。 でも時間は限られているので センサーを高波長に合わせて 感情の連れて行ってくれるところに 足を運ばせる。 そして、ピピッと足が止ったのが 上下に並べられたこの2枚の絵の前。

No.6 今日のおしゃれにもう一色

わたしは色のプロではありませんが、 ここでは先生に教えてもらったことを ちょっと紹介。 初めて色について学んだ時、 その瞬間から世界が違って見えはじめました。 この広告のモデル、 この色の洋服だから 口紅はこの色なんだ~、とか、 このニュースキャスター、 今日のニュースの内容はこうだから、 衣装はこの色なんだ~, とか。 この壁の色、 この空の色だから、 この色なんだ~、とか。 世界はありとあらゆる色に 埋め尽くされているのに それについて学んだことがなかったのは、 なんとウカツだった輝美。 この世界にある沢山の色の つじつまが、 その時カチンと音を立てて …

No.5 「美と共に生きてきた人だけが。。。」岡倉天心とデヴィッド・ボウイ

昨日読み始めた本、 岡倉天心著、立木智子訳「茶の本」。 この本の原本「The Book of Tea」は、 1906年にボストンで英語で出版され、 これまでに何人もの翻訳家によって 訳されてきたそう。 お茶の葉について、 お茶の歴史について、 禅と道教(タオイズム)について お茶室、花について、 解釈を交えながら日本語に翻訳してある。 「ささいな暮らしの中にも美を見つける心をもつ。」 それが、最初のさらっと読みで 私が受け取ったメッセージ。